茨城県那珂郡東海村にある「原子力科学館」に遊びに行きました!
常磐道 東海スマートICから車で10分、国道245号線沿いにあり、入園料はなんと無料!もちろん駐車場も無料です。
「無料の施設でしょ…?大したこと無いんじゃないの…?」と侮ることなかれ。
「原子力」について非常に分かりやすく説明されており、何より、よく聞くけどよく分からない「原子力」を、子どもでも楽しく学べそうな工夫が色々されている素敵な施設です。
また、タイミングによってはイベントも開催されているようで、「逆に本当に無料で良いの…?」と思える場所でした。
ここだけを見に遠くから来るにはボリューム不足かもしれませんが、付近にはネモフィラで有名なひたち海浜公園もあります。
高速のインターからも近いので、主要観光地に向かう道中の休憩がてら楽しむには良い場所と思います。
本記事でご紹介しますので、お役に立てれば幸いです!
- 完全無料!!!
- 常磐道 東海スマートICから車で10分(国道245号沿い)。寄り道しやすい!
- 楽しいイベントも色々開催!
(2025年4月現在の情報に基づく記事です)
「原子力科学館」へのアクセス
原子力科学館は、茨城県那珂郡東海村にあります。
東海村は、ネモフィラやコキアが有名な「ひたち海浜公園」がある「ひたちなか市」の隣の市町村です。
常磐道 東海スマートICから車で5~10分、国道6号線からも近く、国道245号線沿いにあり、車での立ち寄りに非常に便利な場所に位置しています。
また、JR常磐線 東海駅から公共バスも出ています。
科学館がある東海村は、原子力発電所や原子力関連の研究所もあり、原子力産業が活発な村のようですね。
また、いい部屋ネットさんが発表している「街の住み心地ランキング」では、茨城県内で2位(2023年)ということらしく、とても住みやすい村のようです。
原子力科学館はこんなところ!
原子力科学館の外観はこんな感じです。

正面に写っている本館と、向かって右隣に別館で構成されています(スミマセン、別館写ってません…)。
開館時間は午前9時30分~午後4時、休館日は毎週月曜日となっています。

この写真に書いてある通り、入場料は無料なのです!スバラシ~
さて、本館に入っていくとすぐにインフォメーションデスクがあり、順路などを丁寧に案内してくれます。

誰もいないじゃないか!と思われるかもですが、奇跡的に席を外された瞬間に写真を撮っただけです笑
本館は2階建てになっていて、↓のようにいくつかのゾーンに分かれています。

「アトミックトラベル」というエリアから始まり、一階の各ゾーンを通り抜けて二階に上っていく、という順路になります。
「アトミックトラベル」では、スクリーンに写す形式で原子に関する動画が流れています。
そこそこの時間流れますが、椅子があるのでそこに座って見ることができます。
アトミックトラベルを抜けると、見るだけではなく、手を動かしたりするエリアが続きます。
あまりホイホイ画像を載せると見る楽しみが無くなりますのでほどほどにしますが、「ラジエーションボックス」エリアでは、放射線の説明が書いてあったり、「霧箱」と呼ばれる実験ができます。


続いての「ネイチャータウン」は、自然界や生活環境の中の放射線について紹介されています。
色々と展示されているのですが、個人的には「実物周期表」が面白かったです!

次の「テックタウン」では、放射線や原子力を使うシーンについての展示がなされています。
発電や医療など、あらゆる分野での原子力・放射線利用について学べました。
一部は手を動かしながら学べる体験型ブースになっており、身近な話になってくるので、取っつきやすく楽しめました!

テックタウンを抜けて二階に上がると、「ボイスフィールド」と呼ばれる廊下のようなエリアに。
ボイスフィールドは2025年にできたばかりのエリアらしく、原子力に関わる人達と、我々とのコミュニケーションを図るようなゾーン。
この展示の中には、原子力の利用に関する問いかけがあり、それに対するいくつかの考えの中から、自分の考えに合うものに投票するようなものがありました。
(すみません、ここで0歳次女がギャン泣きモードになり、風のように通り抜けたので写真取れず…泣)
ボイスフィールドを抜けると多目的広場があり、本と机がある学習スペースのようなところがありました。

ハマる子はここに通い詰めたりするのかもしれませんね。
ここで階段を降りてエントランスに戻ることで、本館は終了となります。
本館隣の別館は、東海第二原子力発電所の安全設備が紹介されるなど、東海村に関連する展示がなされていました。

通常の展示は上記の通りですが、これに加え、不定期にイベントが開催されることがあるようです。
公式ホームページで確認できますが、虫やお魚、星などに関するもの、「段ボール迷路」のようなアクティビティ系もあり、もはや原子力の域を越えてるような気がしますが、タイミング次第では非常に楽しめる施設であることに間違いないでしょう。
どれくらいの時間遊んでいられる?子どもは楽しい?
本館、別館をゆっくり見ると、だいたい1時間前後でしょうか。
もちろん、興味の度合い次第なので、目安と考えていただいた方が良いです。
各展示は、知識ゼロの人にも分かりやすく作られていますので、大人も子どもも楽しめます。
ただ、さすがに未就学児には厳しいかな……バーコードをピってやるような体験エリアがあるので、そういうところで多少楽しめると思いますが、そこまで時間は潰せず飽きてしまうと思います。
小学校に上がり、科学に興味がある子であれば、ハマる可能性は非常に高いです!
ただし、通常展示の他にイベントが開催されることがあり、この内容によっては小さい子でも楽しめるかもしれません。
公式ホームページで確認できますが、イベントは、虫やお魚、星などに関するものもあり、「段ボール迷路」なるワクワクするイベントも見られました。
料金体系は?
しつこく言っておりますが、原子力科学館は
入場料無料
です!!!嬉しいですね~
気になる混雑具合は?
さて、気になる混雑具合です。
私が行ったのは平日でしたが、非常に空いておりました。穴場です。
子が大きくなったらまた来たいと思いますので、土日の混み具合についてはその時にレポートできればと思います。
ごめんなさい!どっちかって言うと休日の方が知りたいですよね!笑
子連れが気になる3つのポイント
① オムツ交換台はある?
オムツ交換台は原子力科学館 本館一階の多目的トイレにあります。
② 授乳室はある?
授乳室は原子力科学館にはありません。
③ 飲食スペースはある?
原子力科学館は、館内飲食禁止となっています。ご注意ください。
最後に
茨城県那珂郡東海村「原子力科学館」という屋内施設に遊びに行ったので、紹介してみました!
内容充実、しかも無料!
高速のインターからも近く、国道沿い。ひたち海浜公園も近くにありますので、ネモフィラやコキアを楽しんだ帰りなど、休憩がてら、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
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