もうすぐ3歳になる長女は超が付くほどのママっ子でした。
出産を控えていた私にとっては、入院中パパと2人きりで大丈夫か、とても大きな悩みの種でした。
しかし、2週間ほどの期間でそれを劇的に改善することができました。
その解決方法はずばり、シンプルで当たり前のことですが、パパとの時間を増やすこと、でした。
ママっ子の長女
我が家は共働きの家庭ですが、時短勤務をしている私が育児の主戦力です。
とは言え、パパも19時前後に帰宅して家事育児に参戦してくれるので、協力して日々の暮らしを乗り切っています。
しかし、そうは言っても私と過ごす時間の方がどうしても長く、ママがいいと言われる場面が多々ありました。
- 外出先での抱っこはママがいい
- お風呂に入るのもママと一緒がいい(お風呂から出た後にパパが待ち構えてくれていても、ママに抱っこを求める始末)
- 遊び相手もママがいい(パパはあっち行って)
- 寝かしつけはもちろんママ一択
などなど…
そんな中でも、めげずに長女に関わろうと頑張り、相手にされないときは家事を率先して進めてくれたパパにはありがとうと言いたいです。
転機となった”パパの”産前休暇
私は法令に定められた通り第二子出産予定日の6週前から産休に入ることになっていました。
しかし、驚くことに私が臨月に入ったらパパも産前休暇を取ると言い出したのです。
ただ、産前休暇とは言っても、実態は余った有給を使ったただの長期休暇です。
妊婦1人でいる時に産気づいても大変だし、生まれた日から急に育休を取るよりも事前にこの日からと決めた方が職場にもよかろうとの理由でパパは産前休暇を取ることに決めたそうです。
最初に聞いたときは、正直パパが産前に休んでどうするのか、そんなに長く取らなくても…と思いはしましたが、結果的にこの期間のおかげで長女とパパの距離がグッと縮まりました。
パパも育児にフル参加
パパも仕事をお休みして、家の事に100%注力できることになったことで、朝の支度にもフル参加、夕ご飯も一緒に食べて、寝かしつけにも参戦することができるようになりました。
日々のお世話を全て一緒にやることで、パパは長女の信頼を勝ち取り、ママじゃなくても大丈夫なことがどんどん増えていきました。
寝かしつけでは最初こそ、何でパパも居るの?という怪訝そうな顔でしたが、いつしかみんなで寝るのが当たり前になり、
パパとも一緒に寝てくれるようになりました。
またパパとしかできない体を沢山使う遊びを楽しんだり、お風呂にパパと2人で入ったり、
“ママじゃなくても大丈夫”どころか、パパといっしょがいいと言う場面が増えていきました。
初めて、歯磨きはパパがいいと言われたときには、今までパパはこんな気持ちだったのか…と、
寂しい気持ちと嬉しい気持ちを噛み締めながら、手持ち無沙汰の私は洗濯物を畳みました。
最後に
結局は、子どもとの仲を深めるにはシンプルに一緒に時間を過ごすことが一番大切なのだと実感しました。
ただ、今回はパパの有給が余っていたこと、職場の理解があったことで実現できた長期休暇であり、誰もが真似して実現するのは難しいことではあると思います。
しかしながら、今回、一緒に時間を過ごすことがとても有効だと実感できたのは大きな収穫です。
また同じように思い悩む時があれば、思い切って数日間でもいいから有給休暇を取得したり、
在宅勤務を増やして家の事に注力できる時間を少しでも増やすなどして、
集中して子どもと向き合う時間を確保してみたいと思います。
働きながら育児をすることは大変ですが、家族とのかけがえのない時間を大切にしながら暮らしていきたいです。
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